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受診案内

糖尿病外来

糖尿病とは

膵臓から分泌され、血糖を下げるホルモンであるインスリンが不足したり、インスリンは分泌されているがうまく働かなくなる状態です。
その結果重要なエネルギー源であるブドウ糖が細胞に取り込まれなくなり、血糖値が上昇、筋肉や内臓にエネルギーが運ばれなくなり全身のエネルギー不足となります。

2007年の調査では糖尿病治療中、もしくは糖尿病が強く疑われる人は890万人、糖尿病予備軍を含めると2210万人(成人の5人に1人)。
生活環境の急速な欧米化(摂取カロリー過剰、肥満、運動不足)により2型糖尿病の増加は著しいです。

糖尿病の種類

1.1型糖尿病(およそ5%)

膵臓がインスリンをほとんど、あるいは全く作らず、インスリンの量が絶対的に不足します。最終的にインスリンが必要なインスリン依存状態となります。

2.2型糖尿病(およそ95%以上)

インスリンの量が不十分な場合と、インスリンは分泌されているがうまく働かなくなりブドウ糖がうまく取りいれなれない場合があります。食事や運動など生活習慣が関係している場合が多いです。

3.遺伝子の異常やほかの病気や条件(肝臓病や感染症、薬剤など)に伴うもの

4.妊娠糖尿病

糖尿病の症状

  • のどの渇き
  • 尿の量、回数が多い
  • 体重が急激に減る
  • 全身がだるく、疲れやすい
  • 目がかすむ(視力障害)
  • 立ちくらみ
  • 手足のしびれ
  • インポテンツ
  • 月経異常
…など
糖尿病の初期症状は自覚症状に乏しく、治療が必要と言われても治療を受けない人も多いですが、気づかないうちに合併症は進行していきます。

糖尿病の合併症

1.急性合併症

昏睡(意識がなくなり時に重大な障害を残したり死亡したりする)

2.慢性合併症

1.三大合併症(微小血管障害)
網膜症→失明(我が国に失明原因の第2位)
腎症→腎不全、透析(我が国の透析導入原因の第1位)
神経症→自律神経(起立性低血圧、インポテンツなど)、末梢神経障害(温度や痛みを感じにくくなり、やけどやけがの原因となる)→足病変(潰瘍、壊疽)→足切断

2.大血管障害(動脈硬化)
虚血性心疾患→心筋梗塞、突然死、心不全→時に重大な障害を残したり死亡したりする
脳梗塞→時に重大な障害を残したり死亡したりする
閉塞性動脈硬化症→足病変(潰瘍、壊疽)→足切断

糖尿病の治療

食事療法、運動療法、薬物療法とも個々の患者さんの状況に合わせた治療を行います。

1.食事療法

カロリー制限が必要だが、バランスのとれた食事が必要です。(炭水化物をエネルギーの50-60%、タンパク質を標準体重1kgあたり1.0-1.2kg(50-80g)、残りを脂質)
食品交換表の使用が望ましいです。

2.運動療法

「運動は薬」です。
運動で大腸癌、閉経後乳癌、子宮体癌の予防が期待できます。
毎日20分(2000歩)程度のしっかりした運動を上乗せして行うとHbA1c値約0.7%の低下が期待できます。3000歩の歩数の増加で10年間の死亡率が25.3%低下、虚血性心疾患が16.2%低下、脳溢血が21%低下するといわれています。
まずは2000歩の増加を目指して歩きましょう。歩数計を持ちましょう。ただし、蛋白尿の多い人、網膜症が安定していない人、狭心症などの心疾患を合併している人は運動を控えて下さい。

3.薬物療法

  • 内服療法
  • 注射療法