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健康セミナー・講座

第21回 健康セミナー

講演テーマ

1.頭痛―心配な頭痛・心配でない頭痛―
2.脈の異常―心配な脈・心配でない脈―


概要

開催日時平成19年5月11日(金曜日) 13時15分~15時30分
会場新宿京王プラザホテル 南館4階 扇
総合司会三越厚生事業団常務理事・防衛医科大学校名誉教授 中村 治雄
開会挨拶三越厚生事業団理事長 喜連 元昭
講演第1部「頭痛―心配な頭痛・心配でない頭痛―」
講師1:三越厚生事業団三越診療所神経内科・日本神経学会認定神経内科専門医・日本頭痛学会専門医・医学博士 横山 雅子
第2部「脈の異常―心配な脈・心配でない脈―」
講師2:東京都済生会中央病院副院長 三田村 秀雄氏
参加人数367名(定員400名)

総合司会 中村常務理事

開会挨拶 喜連理事長

横山講師

三田村講師

満員の会場

特保食品展示ブース

Q&A

第21回健康セミナーでの質疑応答時にお時間が足りずお答えできなかったご質問への回答です。
質問回答
Q1.頭痛を予防する生活習慣はありますか?(64歳男性)頭痛は日常におけるストレスが大きく関係することも分かっています。忙しい現代社会ですが、1日30分でも自分の自由になるほっとする時間を作る事が大切です。
Q2.MRIやCTで頭痛の発症予測はできますか?(64歳男性)危険な頭痛を引き起こす脳動脈瘤や、知らないうちにできた脳梗塞など、脳の状態を確認することはできます。
片頭痛や緊張型頭痛はMRIで異常がないことも多く、一次性頭痛の発症予測は現段階では不能です。
Q3.鎮痛剤の常用が心配です。(71歳男性)頭痛学会でも薬物乱用頭痛が問題になっています。「治らない」といって飲み足すなど、1カ月に50錠や60錠飲んでいる方も散見されます。鎮痛剤の服用は定められた用法用量内で月10回以内に抑えることが大切です。困難な場合は予防薬による治療法も確立しているので、専門医を受診してください。
Q4.6カ月前から時々左側頭頂部、後頭部に痛みを感じます。痛みは移動し、同時にたくさんの場所が痛い事はありません。数分で消失します。多い時は1日2~3回、1カ月数回~10数回痛みを感じます。心配ないでしょうか?(79歳男性)緊張型頭痛か、後頭神経痛が考えられます。神経痛は一瞬の事が多いので、持続時間の長さからは緊張型頭痛のようです。
緊張型頭痛は、その時の筋肉の状態によって頭痛が起こる場所が変わることもあります。その場所を触ると痛いですか?
神経痛の場合はちょっとでも触ると痛い事があります。典型的な神経痛の場合間欠的、断続的に痛みが走ります。神経痛であれば、放置したとしてもせいぜい1~2週間で自然に痛みが消えます。
Q5.最近爪に縦の線が出てきました。頭痛と関係がありますか?(73歳女性)爪の線は爪甲縦条あるいは爪甲縦裂症だと思います。栄養障害や老化に関係していると言われています。
頭痛とは関係ないと思います。
Q6.今日のお話の中にトイレでいきむと瞬間的な血圧が上がることがあると聴きました。私はいきまないと出ないのですが、どうしたらよいでしょうか? (73歳男性)血管の弾力性は個人差もありますが、年齢にも関係します。お年を重ねますと、腸の動きも鈍くなり、便秘になる方も多いですがなるべく息みすぎないで排便できる習慣を作る事が大切です。
Q7.昨年施行したMRIで3カ所脳梗塞があると言われました。高血圧、糖尿病がありますが、どうしたらよいでしょうか? 一人暮らしのため心配です。 (71歳女性)健康で元気に年を重ねていきたいですね。今特に脳梗塞による症状がないようですから、危険因子となる血圧や、血糖をきちんと管理する事が一番大切です。主治医の先生と2人3脚です。食べ過ぎない、しょっぱい物をとりすぎない、なるべく体を動かすなどの自己管理も宜しくお願いします。
Q8.ウオーキングを楽しんでいますが、日本脳炎なども心配です。気候と脳炎の関係はありますか?(67歳男性)日本脳炎ウイルスは、蚊によってブタから人に伝播します。高温多湿な気候で、ブタなどを飼育し、蚊の発生しやすい水田のある地域に多く発生しています。日本では、戦前戦後患者が多くみられましたが、1954年から予防接種が開始され(1994年から定期接種として実施)、患者数は著しく減少しました。地球温暖化で、環境も変化していますが、いたずらに心配してウオーキングしないより、骨筋肉の強化、ぼけの防止のためにも是非運動をお続けください。雨上がりの時などは、虫除けもお使いください。
Q9.頭髪を触るとぴりぴりした事がありました。2日間持続しました。今はありませんが、心配する必要はありませんか?(67歳男性)本来痛みを感じない刺激によって痛いと感じる状態をアロディニアといいます。痛くて髪をさわれない、髪の毛がピリピリする、痛い側が枕に当たると寝ていられないなどの症状もあります。さまざまな要因がありますが、片頭痛の患者さんの約2/3になんらかのアロディニアがあると言われています。アロディニアそのものは心配ありません。
Q10.夕方近くになると、左下後頭部がとても重く感じる時があります。血圧は通常150/85程度です。右側は感じた事はありません。少し心配しています。 (74歳女性)夕方に強い重い感じは緊張型頭痛を疑いたくなるエピソードですが、肩こりやその他の症状もありますか?最近、高血圧気味の頭痛の方に高血圧の治療をしただけで、頭痛が軽減する事もわかってきました。ご自宅での血圧はどのくらいですか?
年齢も考えてアンギオテンシン変換酵素阻害薬という種類の高血圧のお薬を服用されてもいいかもしれません。
Q11.脳腫瘍の頭痛はなぜ朝に多いのでしょうか?(男性)夜間就寝中に脳の中の圧力が高くなるためと考えられています。咳をしたり、息んだ時に痛む事もあります。
Q12.味の素で頭痛が起きるのはなぜですか?(男性)味の素の主成分であるグルタミン酸ナトリウムは大量に摂取すると頭痛や動悸を起こす事があり、中華料理店症候群という名前がついています。味の素に限らず、頭痛の原因となる食品がいくつかあります。チーズに含まれるチラミンや、チョコレートに含まれる血管作動性アミンが、血管を拡張させ、片頭痛の誘因になる場合があります。個人差が大きいのも事実です。ご自分に合う食品合わない食品で考えていいと思います。
Q13.横になるとき後頭部がクラッとします。しばらくすると良くなります。何でしょうか?人間関係がこじれている時に強くでていました。(女性)めまいにはさまざまな原因があります。体位変換で誘発されるめまいに頭位変換性眩暈というものもあります。
ストレス等で症状が増悪されていたのかもしれません。
Q14.MRIは人工関節が入っているととれませんか?(男性)MRIは、強力な磁場が発生するので、貴金属類はすべて外して検査を受けます。ステンレスなどの金属が体内に入っている方は原則として受けられません。 しかし人工関節に使用している金属の種類によって、MRIが可能な場合もあります。確認してみてください。
Q15.女性になぜ頭痛が多いのですか?(男性)頭痛の多くを占める片頭痛に、女性ホルモンの影響があるためと考えられています。月経前に増悪したり、妊娠すると消失、出産で再び痛くなることも知られています。閉経の後、痛みとお別れされる方も多いです。
Q16.年3回くらい左後頭部がずきんずきんと痛みます。1週間くらいで治りますが強い吐き気があります。テレビなどをみていると、山型の光が走ります。私は何型の頭痛でしょうか? (女性)発作性に拍動性の頭痛が起きている事から、片頭痛が考えられます。片頭痛の多くの方が頭痛時に吐き気を訴えられます。
痛くなる前にギザギザした光が来るようなものは前兆のある片頭痛とされています。年齢がわかりませんが、片頭痛は遅くとも30歳頃までに発症する事が多いです。高齢発症はほとんどありません。
Q17.H18.6.6脳出血を起こしました。動きが悪く、車いすも自分1人では乗り降り出来ません。どうしたら回復するでしょうか?
血液さらさらのお薬を飲んでいたので出血が多くなってしまったようです。(70歳男性)
リハビリに王道はありません。でもあきらめてしまったら、動かないままです。神経の再生にはさまざまな因子も絡み合っていますが、介護保険や行政のサービスなどを上手に使って頑張ってください。支えられているご家族の方も大変です。
無理しないでください。再発予防もとても大切です。血圧管理を厳重にしてください。

次回の開催案内・お問い合わせ

次回は平成19年8月に三越日本橋本店三越劇場におきまして開催を予定をいたしております。 詳細につきましては、当ホームページ及び毎日新聞にてご案内いたしますので、皆様のご参加をお待ちしております。
健康セミナー等の年間開催スケジュールは健康セミナー・講座ページでご覧いただけます。
健康セミナー・健康講座に関するお問合せ
公益財団法人三越厚生事業団 事務局
電話:03-3348-5791 / FAX:03-3348-5795
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