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第51回健康セミナー


【講演内容】 我々はヒトiPS細胞を用いて再生心室筋細胞を作製し、さらに純度99%以上に純化精製し、最終的に直径150μ程度の細胞凝集塊(心筋球🄬)を形成する方法を開発した。臨床治験(LAPiS試験)では、心筋梗塞に伴う重症慢性心不全患者に対し冠動脈バイパス手術時に、特殊に開発した移植針を用いてこの心筋球🄬を左心室の壁に合計45か所移植した。本治験は世界初の本格的心筋再生医療の治験であり、多施設共同非盲検オープンラベル試験として、低用量5例(5000万個)、高用量5例(1億5千万個)に投与を行った。治験症例はいずれも最重症例ばかりであったが、重篤な副作用は観察されず、手術後の心機能は顕著に改善した。治験はまだ一部の症例で観察期間が残されており、最終結果は来年には報告予定である。この講演では本治療法の開発の経緯、技術の内容、治験の現段階での成績を紹介し、今後の重症心不全治療の方向性を解説する。
講師:福田恵一 医師(慶應義塾大学 名誉教授 Heartseed株式会社 代表取締役社長)

お申込みについて
参加費:無料
定 員:250名(先着)

※演題および講演者は、やむを得ない事情により変更となる場合がございます。また、天候不順や災害等の不可抗力により、開催を中止または延期させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

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