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第53回健康セミナー


【講演内容】 加齢に伴い糖尿病や高血圧などの生活習慣病が増え、心筋梗塞や脳卒中の原因となります。これらは多くの高齢者に共通してみられ、「老化そのもの」と深く関わる病態と考えられています。近年、老化研究は大きく進歩し、その中心的な考え方の一つが「細胞老化仮説」です。加齢や過食などのストレスによって老化細胞が体内に蓄積し、炎症物質を放出することで臓器機能の低下や病気の進行を引き起こします。私たちは、血管や心臓、脂肪組織に蓄積した老化細胞が、動脈硬化、心不全、糖尿病に関与することを明らかにしてきました。さらに最近では、老化細胞を除去する「Senolysis」により老化関連疾患が改善する可能性も示されています。本講座では、老化細胞を標的とした新しい抗老化治療の最前線をご紹介します。
講師:南野 徹 医師(順天堂大学 大学院医学研究科 循環器内科 教授)
1989年千葉大学医学部卒業。臨床研修後、東京大学医学部にて医学博士取得。ハーバード大学医学部研究員などを経て、2012年より新潟大学大学院医歯学総合研究科循環器内科教授、2020年より順天堂大学大学院医学研究科循環器内科教授。専門は循環器内科学(動脈硬化や心不全)。老化や心血管再生を研究領域としてもち、Nature、Nature Medicine、Nature Genetics、Nat Cell Biology、Cell、Cell Metabolism、Lancetなどを含むHigh Impact Journalにその成果を発表している。それらの成果を基盤として、日本循環器学会賞(佐藤賞)やベルツ賞、日本医師会研究奨励賞などを受賞している。内科・循環器系の国内外の学会はもちろんのこと、老化関連の国内外の学会の理事や委員、役員として活動しており、多分野の基礎・臨床医学研究者をメンバーとする研究会も複数主宰している。文部科学省学術調査官や日本学術振興会学術システム研究センター研究員、AMED-CREST/PRIMEの領域アドバイザー、AMEDプログラムオフィサーなども兼任することで、日本の科学研究システムにも貢献をしている。

参加費:無料
定 員:250名(先着)
※定員に達しましたら、期間内でも受付を終了いたします。予めご了承ください。
※演題および講演者は、やむを得ない事情により変更となる場合がございます。また、天候不順や災害等の不可抗力により、開催を中止または延期させていただく場合がございます。

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